TEL 099-296-1180

HOME経営に不安を感じたら

FOR BUSINESS OWNERS

経営に不安を感じたら。

資金繰りが苦しい。返済を続けられるか分からない。この先、事業をどうすべきか——。そうした不安を抱えながら、「弁護士に相談するのは、まだ早いのではないか」と迷っている経営者の方へのご案内です。

※ 不動産・債権回収・契約・顧問など、その他の法人・事業者のご相談はこちら(取扱分野)

出口は、まだ決めなくて構いません。
ただ、選択肢は、時間とともに減っていきます。

これまで多くの法人・事業者の倒産事件をお手伝いしてきて、痛感していることがあります。ご相談に来られる時期が、総じて遅いということです。手元の資金が尽き、支払いが止まり、いよいよどうにもならなくなってから、はじめて弁護士の扉を叩く。その段階でも、私たちにできることは残されています。しかし、もし半年早くお会いできていれば、取れた選択肢はまったく違ったはずだ——そう感じる事案が、少なくありません。

「弁護士に相談する」ことは、「会社を畳むと決める」ことではありません。ご相談の場で、何かを決めていただく必要はありません。現状を整理し、いま残っている選択肢と、それぞれを選んだ場合に何が起きるかを、順序立ててご説明する。まずはそれだけです。判断材料を持ち帰り、考えていただくための相談です。

OPTIONS

続ける・引き継ぐ・畳む——3つの方向

続ける

収支の改善、金融機関との返済条件の見直し(リスケジュール)などにより、事業の継続を図る方向です。傷が浅いうちであれば、十分に検討できます。

引き継ぐ

事業や従業員を、後継者や他の事業者(スポンサー)に引き継ぐ方向です。事業承継のほか、事業譲渡という手法があります。

畳む

これ以上傷を深くしないうちに、秩序立てて事業を終える方向です。従業員・取引先・そして経営者ご自身への影響を、できる限り小さくする畳み方を設計します。

「畳む」と「事業を生かす」は、矛盾しません。会社そのものは清算する場合でも、事業譲渡という手法により、事業と雇用を次の担い手に引き継げる場合があります。会社の法人格と、そこで営まれてきた事業・働いてきた人たちとは、別のものです。どの方向に進むにせよ、共通する原則がひとつだけあります。早いほど、条件が良いということです。
WHY EARLY

「早さ」が変える、3つのこと

事業と雇用
事業を引き継ぐにしても、資金と信用に余力があるうちなら、引き継ぎ先を探し、条件を交渉する時間があります。追い詰められてからの譲渡は、足元を見られます。時間の余裕は、そのまま譲渡の条件と、守れる雇用の数に反映されます。
債権者への返済
体力を使い果たすまで事業を続けると、その分だけ、債権者にお返しできる財産は目減りします。早期に秩序立てた処理を行うことは、金融機関や取引先にとっても、回収の面で望ましい結果につながります。「早めの決断」は、債権者への誠実さでもあります。
経営者ご自身の再出発
多くの経営者は、会社の借入れを個人で保証しています。この保証債務の整理には、「経営者保証に関するガイドライン」という枠組みがあり、早期に事業の整理を決断した経営者ほど、生活の再建に充てる資産を手元に残せる余地が広がる建付けになっています。会社のためだけではありません。ご自身とご家族のその後のために、早さには意味があります。
OUR WORK

当事務所の仕事の進め方

法人・事業者の倒産処理は、時間との闘いです。事業の停止から手続の開始までの空白が長引くほど、財産は散逸し、混乱は広がり、従業員や取引先の不安は増します。だからこそ当事務所は、破産の申立てを行う場合、ご依頼から申立てまでの迅速さにこだわっています。要する期間は、資金の状況や事業の内容によって事案ごとに異なりますが、いたずらに時間をかけないこと——事業の停止から手続の開始までの空白を、その事案で可能な限り短くすることを、一貫した方針としています。

速さは、雑さではありません。必要に応じて、申立てに先立ち、裁判所や破産管財人候補者との事前の打合せを行い、手続開始後の段取りを整理したうえで臨みます。また、従業員の方々に対しては、説明会を開き、お支払いできる金銭(解雇予告手当等)や、雇用保険・社会保険などの諸手続を一通りご説明します。ある日突然職場を失う方々が、少しでも見通しを持って次の一歩を踏み出せるようにすることも、この仕事の大切な一部だと考えています。

破産管財人としての経験が、申立ての速さと精度を支えます。当事務所の代表弁護士は、申立ての代理人としてだけでなく、裁判所から選任される破産管財人・個人再生委員としての経験を重ねてきました。管財人の経験があるからこそ、その事案で裁判所や破産管財人が何に着目し、何を気にし、それをどう処理するのかを、高い確度で見通すことができます。申し立てる側と、手続を運営する側。その両方を知っていることが、当事務所の申立ての土台です。
Q&A

相談をためらっている方へ

相談したら、破産を勧められるのではないですか。

いいえ。ご相談は、選択肢を並べて、それぞれの見通しをご説明する場です。続ける道に現実性があれば、その道の詰め方をご説明します。方向を決めるのはご相談者ご自身であり、その場で決めていただく必要もありません。

相談したことが、銀行や取引先に知られませんか。

知られません。弁護士には法律上の守秘義務があり、ご相談の事実も内容も、外部に漏れることはありません。相談に来たこと自体が信用不安につながる、という心配は不要です。

顧問税理士がいるのですが、相談してもよいのでしょうか。

もちろんです。税理士の先生と弁護士とでは、役割が異なります。むしろ、日々の数字を把握している顧問税理士の先生と連携できると、検討は速く、正確になります。ご希望があれば、税理士の先生にご同席いただく形でのご相談も可能です。

いつ相談すればよいのか、その基準が分かりません。

「相談すべきかどうか迷いはじめたとき」が、そのときです。目安を挙げるなら、税金や社会保険料の支払いに遅れが生じたとき、金融機関への返済条件の見直し(リスケジュール)を検討・実施したとき、役員報酬の削減や借入れで資金繰りをつないでいるとき。これらに心当たりがあれば、決して早すぎることはありません。

相談には、何を持っていけばよいですか。

直近の決算書や借入れの一覧があれば検討は速く進みますが、なくても構いません。まずは現状をお聞かせいただくことから始めます。詳しくはご相談から依頼への流れをご覧ください。

選択肢が残っているうちに。

ご相談のご予約は、お電話またはご予約フォームで承ります。ご予約の際に、おおまかなご事情を伺い、お持ちいただきたい資料をご案内します(ご準備が難しい場合は、そのままお越しいただいて構いません)。

TEL 099-296-1180 受付時間:月曜日~金曜日 午前10時~午後6時
ご相談から依頼への流れを見る
電話で相談を予約する(TEL 099-296-1180)